【2022年最新】クラウドストレージサービス10選!徹底比較~選定方法も解説~
2022年1月14日
オンラインでのやり取りが急速に増えた昨今、社内や企業間でのファイル共有は日々のやり取りに欠かせません。
無料で使用できるファイル共有サービスがある一方、より円滑なやり取り、かつセキュリティや自社のブランド訴求を備えた有料クラウドストレージサービスを導入する企業も増加傾向にあります。
本記事では、数あるクラウドストレージサービスの中から10社をピックアップし、サービスの特徴やプランについてご紹介します。
最後には、クラウドストレージサービスを選定する際のポイントもまとめています。ぜひ最後までご一読ください。
目次
1. 代表的なクラウドストレージ10選
クラウドストレージの特徴や料金プラン、容量についてまとめています。
クラウドストレージに対してどのくらい費用をかけられるのか?毎月支払う額の限度はあるか?社内での利用容量は?など、自社での利用をイメージしながら見るようにすると分かり易いです。

ShareDrive(シェアドライブ)はバイタリフィ社が提供するクラウドストレージサービスです。自社専用オンラインストレージ上で簡単・安全にファイルやフォルダの送受信ができるサービスです。
▶ShareDriveの特徴
・ページのデザインを会社独自の仕様にカスタマイズできる
・独自ドメインのため自社のプロモーションを併用することが可能
・パスワード付Zipファイルの送受信からの移行に最適
・ユーザー数は無制限
▶料金プラン
●初期費用:5万円
●月額費用:
・8,000円/1GB
・40,000円/10GB
・120,000円/100GB ※別途容量追加も可
1-2. Dropbox

Dropbox(ドロップボックス)はDropbox社が提供するクラウドストレージサービスです。クラウドストレージの先駆け的存在であり、世界で6億人もの利用者が利用している実績があります。
▶Dropboxの特徴
・近年のテレワークで利用されるZoomとの連携が可能
・2GBまで無料
・年額払いにすることで月額払いより20%割引
▶料金プラン
●月額費用 ※年間払いの場合:
・無料/2GB
・2,000円/3,000GB(複数人でのアカウント共有は不可)
・1,250円/5,000GB(ユーザー1人当たり)
・2,000円/必要に応じた容量 (ユーザー1人当たり)
1-3. 4Sync

4Sync(フォーシンク)はサンフランシスコに本社を置く4Sync社が運営しているクラウドストレージサービスです。
▶4Syncの特徴
・日本語を含む17言語に対応、国際的に広く利用されている
・データを暗号化して保存、ビジネスユースに特化
・1TBの大容量アップロードが可能
▶料金プラン
●月額費用
・8.25$/1TB(年額支払いの場合の1ヶ月当たり費用 )
・16.99$/1TB(月額支払いの場合の1ヶ月当たり費用 )
1-4. Bizストレージファイルシェア

BizストレージファイルシェアはNTTコミュニケーションズが提供している法人向けのクラウドストレージサービスです。
▶Bizストレージファイルシェアの特徴
・ウェブブラウザで大容量ファイルのやりとりが可能
・ビジネスユースでのファイルやり取り向け
・Web申込の場合初期費用無料、サービス開始月は月額費用無料
▶料金プラン
●初期費用:2万円
●月額費用:
・15,000円/1GB(最大登録ユーザー数:1,000人)
・26,000円/2GB(最大登録ユーザー数:2,000人)
・65,000円/10GB(最大登録ユーザー数:10,000人)
・95,000円/100GB(最大登録ユーザー数:10,000人)
・150,000円/500GB(最大登録ユーザー数:10,000人)
・200,000円/1TB(最大登録ユーザー数:10,000人)
1-5. box

box(ボックス)はアメリカに本社を置くBox社が提供しているクラウドストレージサービスです。世界で10万社以上の導入実績を持っています。
▶boxの特徴
・アクセス権限やユーザ認証など高いセキュリティーを導入
・1,500以上のアプリと統合可能
・権限設定の自由度が高い
▶料金プラン
●月額費用:
・1,710円/5GB(ユーザー1人当たり)
・2,850円/15GB(ユーザー1人当たり)
・4,200円/50GB(ユーザー1人当たり)
・問い合わせ/150GB
1-6. DirectCloud-BOX

DirectCloud-BOX(ダイレクトクラウドボックス)は、ダイレクトクラウド社が提供する法人向けのクラウドストレージサービスです。
▶DirectCloud-BOXの特徴
・手頃な利用料金
・ウィルスチェックやデータ/通信の暗号化などセキュリティー対策機能が充実
・デバイス認証やIPアドレス制限が可能
・ユーザー数は無制限
▶料金プラン
●月額費用:
・30,000円/500GB
・50,000円/1TB
・90,000円/3TB
・180,000円/10TB
・300,000円/30TB
1-7. firestorage

firestorage(ファイアストレージ)はロジックファクトリーが提供するクラウドストレージです。ビジネス利用の場合は法人プランが容易されています。
▶firestorageの特徴
・個人利用の場合は会員登録をせずに利用可能
・法人利用の場合は高セキュリティかつビジネスシーンに特化
・独自サブドメインやロゴの挿入が可能
▶料金プラン
●初期費用:11万円(プランにより異なる)
●月額費用:
・98,780円/9TB(別途年額支払いプランもあり)※専用回線
・54,780円/1TB(初期費用:55,000円)※共有回線
1-8. Fleekdrive

Fleekdrive(フリークドライブ)はフリークドライブ社が提供する法人向けクラウドストレージサービスです。
▶Fleekdriveの特徴
・簡単に安全にファイル共有可能
・閲覧権限やIPアドレスの制限、PDFには不正利用防止の透かしを入れるなど高いセキュリティー対策が施されている
・ルーティーンワークを予め登録しておくことで自動化可能
▶料金プラン
●月額費用:
・500円/10GB(ユーザー1人当たり)
・1,500円/200GB(ユーザー1人当たり)
・4,000円/無制限(ユーザー1人当たり)
1-9. GoogleWorkspace

GoogleWorkspace(グーグルワークスペース)はGoogleが提供しているクラウドストレージサービスです。様々なインターネット上のアプリケーションを提供しているGoogleならではの強みを持っています。
▶GoogleWorkspaceの特徴
・Googleカレンダーやビデオ会議機能との連携が可能
・2段階認証やシングルサインオンなどのセキュリティ対策を利用可
・リアルタイムで共同編集が可能
▶料金プラン
●月額費用:
・680円/30GB(ユーザー1人当たり)
・1,360円/2TB(ユーザー1人当たり)
・2,040円/3TB(ユーザー1人当たり)
※それ以上の容量については問い合わせ
1-10. KDDIファイルストレージ

KDDIファイルストレージはKDDI社が提供しているクラウドストレージサービスです。
▶KDDIファイルストレージの特徴
・低料金でありながら高い安全性を持っている
・ID単位と容量単位の2種類から利用形態を選べる
・コスト削減を行いながら効率的にストレージを利用できる
▶料金プラン
●月額費用:
・〈ID単位〉330円/10GB(ユーザー1人当たり)※容量追加も可
・〈容量単位〉76,780円/10GB(300IDまで)
・〈容量単位〉198,000円/100GB(1,000IDまで)
・〈容量単位〉660,000円/1TB(5,000IDまで)
※容量追加も可
2. 自社に合うクラウドストレージを選ぶポイントとは?

今回ご紹介したサービスの他にもクラウドストレージサービスは多数展開されています。数あるクラウドストレージサービスの中から自社に適したサービスを選ぶためのポイントを4つご紹介します。
- 2-1. セキュリティ対策
- 2-2. 保存容量
- 2-3. 費用
- 2-4. 使いやすさ
では、1つ1つ解説していきます。
2-1. セキュリティ対策
自社に適したクラウドストレージを選ぶポイント1つめは「セキュリティ対策が施されているか?」確認することです。
セキュリティ基準が会社で規定されている場合は、その基準を満たしているかがまず大前提になってきます。
社内でアクセス権限を分けたり、社外からのアクセスができないようにIPアドレス制限を用いたりなど、会社で規定されるセキュリティ面をクリアできているクラウドストレージかどうか?確かめるようにしましょう。
2-2. 保存容量
自社に適したクラウドストレージを選ぶポイント2つめは「自社で利用したい保存容量が足りているか?」確認することです。
基本的にクラウドストレージサービスは、保存容量毎にプラン分けされている場合が多いです。
自社でよく使用しているファイル容量はどのくらいか?対外向けに送付するファイルの平均的な容量はどのくらいか?など、クラウドストレージが自社に必要な保存容量と合うかどうか、確かめるようにしましょう。
また、利用していく中で不足容量分を都度アップデートできるか?など、先の見通しを立てて確認しておくと安心材料に繋がります。クラウドストレージサービス提供会社にこの点を確認してみるのもおすすめです。
2-3. 費用
自社に適したクラウドストレージを選ぶポイント3つめは「自社の予算に合う料金体制かどうか?」確認することです。
クラウドストレージサービス提供会社ごとに、料金プラン・支払い形態・契約形態など、料金・費用に関する内容は異なっています。
そもそも自社で導入予定のクラウドストレージと予算感は合うのか?支払い契約形態はクリアできそうか?など、自社の料金・費用体系に合うかどうか確認しておくとよいでしょう。
2-4. 使いやすさ
自社に適したクラウドストレージを選ぶポイント4つめは「作業するうえでの使いやすさがあるかどうか?」確認することです。
クラウドストレージは、比較的頻繁に使われることが多いサービスです。
ファイルを保存したい時、誰かに共有したい時など、利用用途が多くあります。自分が使いやすいと感じることはもちろん、受け取る側双方にとって使いやすい仕様であるかどうか?も重要なポイントとなります。
クラウドストレージを使う上で、使いやすさを感じるかどうか。確認するようにしましょう。
3. まとめ
市場に出回るクラウドストレージサービスは、数多く存在します。自社に合うクラウドストレージサービスを選定するためには…
- どのレベルでのセキュリティを求めるか?
- 容量はどの程度必要か?
- クラウドストレージにかける予算はいくらか?
- 頻繁につかううえで、使いやすさはあるか?
など、自社の条件を事前に確認する必要があります。自社の条件を定めたうえで、クラウドストレージを選定し、比較検討フェーズに入るとよいでしょう。

「ShareDrive」は自社専用オンラインストレージ上で簡単・安全にファイルやフォルダの送受信ができるオンラインクラウドサービスです。ページのデザインを会社独自の仕様にカスタマイズできる上に、独自ドメインのためプロモーションを併用することも可能です。
▼ShareDrive機能一覧

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